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TAKASHI BLOG

2017長浜市あざいお市マラソン

Written by Takashi Yamanaka

マラソン100選にも何度も選ばれている大会で、参加賞として、記念のTシャツや近江米も貰えるマラソン大会。

「あざいお市」という名前は町の名前ではなく、長浜城の城主であった、浅井長政とそのお市(信長の娘)に由来して浅井(あざい)お市マラソンと名付けられた。

成人は10kmかハーフ(約21km)かを選択でき、怖いもの知らずの僕はもちろんハーフでエントリー。

生まれて始めて去年の年末に買ったランニングシューズはasicsのネオンイエローカラー。こちらもゴルフと一緒で飛ばない(走るスピードもでない)ならせめてカラーだけは飛ばして行きたい。というのが人の心。

いざ出発

朝、8時半に我が家に川村さんと室谷さんが迎えに来てくださり、受付会場である浅井B&Gに向かった。

僕はマラソン初体験で、周りのみんなからは「悪いこと言わないからマラソンのハーフデビューはやめときな」なんて止められたほどだった。

トレーニングと言えば湖北かさねマルチスポーツクラブの川村さんと一時間ほど月曜日の夜に長浜城の付近をランニングする「和らぎラン」に参加して基礎的な動きは身につけていた。

スタート付近に到着すると、他府県から大勢の参加者の方々が集っておられた。

人混みをかき分け、受付を済ますと、もらえたゼッケン。

おぉー。しっかりと名前まで入っている。

右下についている青いタグは中にチップが入っており、スタートからゴールまでのタイムが測定できるというものらしい。

出発20分前。川村さんから「お守りですよ。バテてきたら飲んでください」と渡されたENERGY GEL
そっとポケットにしまってスタート地点に立った。

出発

ハーフマラソンのエントリー人数は男女合わせて今年は約4,000人。

気温は26度と、先日までの涼しさとは一転。セミも鳴く夏日と成った。

今回は、CASANEのクラブメンバー三名はほぼ同時期にエントリー。
申込み欄にタイムを記入する欄があり当然ハーフの距離を走りきったことのない僕らは「不明」と記入した。

すると数ブロックあるうちの、一番最後のブロックからのスタートとなった。

スタート時間は10時30分。

川村さんが隣についてくれ内心、不思議と不安な思いはあまりしなかった。
室谷さんは後に並ばれ、自分のペースで走られるようだ。
カウントダウンが始まり、大きな花火の音とともに一斉に先頭のブロックがスタートを切った。

初めて見るランナーの景色

川村さんとしばらく一緒に走れるかと思っていたが開始5秒後にはジグザク走行で次々と先頭を走るランナーを追い抜いてゆく。

この時点で孤独なレースが決定する。(笑)

実はこのお市マラソン、草野川を上流に目掛けて走るのだけど、ゆるい上り坂になっており、ボディーブローの如く、脚にジワジワと効いてくる。

心拍数が上がってきた5km地点から途中給水し、ペースだけは崩さないように走ることに心がけた。

途中の民家からお爺さん、お婆さんたちが「頑張れ〜!!」と声援を送ってくれる。

中には独自の音程とリズムに合わせて「ガンバーレ×2 ほい×4 ガンバーレ!!」とブルーズ?演歌?のようなエールもいただいた。

そん中「嬉しいな。正月駅伝などで見る景色とは逆の視点から見えれるもんな。しんどいとかを理由に歩いてられんな」と自分に言い聞かせ折り返し地点まで走る。

この時点でタイムは図ってないけど、周りのランナーのスピードと自分のスピードなどなど照らし合わせてもそんなに悪くないタイムのはず。

よし、後は下り坂。

嘘!?まだ走れるのに

飛ばそう。快調に上り坂よりもペースを少し上げ、思い走ること約10分。
急に足の爪先と太ももの内側に激痛が走る。

「痛っ」と思いながらも最初は「もう半分だ我慢我慢。」と言い聞かせ走るが、5分としないうちに、内ももが完全に張ってしまい、走ることはおろか、歩くこともままならない状態になってしまった。

「くそっ、このガキ!動けよ!」と思い鞭打つも、目の前を後ろのランナーに次々と追い抜かされてしまう。

「あと半分。下り坂。惰性でもなんでもいいから動いてくれよ!」の思い通じず、一歩、一歩と歩くことしかできない。

ひとしきり、後ろから抜かれさらに、5分ほどしたころから徐々に足が動くようになってきた。

「よし。なんとか動くようになってきた」

足を庇いながらも、これ以上抜かされないことを目標に走って約15キロの地点でまさかの

「フロントのゼッケン外してください。タイムオーバーです」

「え?何分オーバーですか。」

「1分20秒です」に「嘘やろ。まだ走れる」って思うも、係の人に青いタグのゼッケンのを外されてしまうのが現実。

「悔しすぎる」

僕はなんともやりきれない思いのまま、誘導されてバスに乗ってバスの定員になるのを待っていた。

すると「何してんの?自分(笑)」と僕の10分後にバスに乗ってこられた室谷さんとまさかのバスで再会。

「後もう少しだったのに悔しいな」の僕に「1分も10分も一緒やで」と茶化される(笑)

ベースに戻り、先にゴールして、僕らがゴールするのを待っていてくれるであろう川村さんに電話を入れ合流。

お市マラソンを振り返って

今回参加したCASANEのクラブメンバーチーム。トップアスリートもいれば、マラソン自体、初めての人などいたけど皆さん、とてもいい経験になったと思う。

「色々あったけど今日は目標の10kmは完走できたし良かったわ」とゴキゲンの室谷さん。20年以上のブランクがありながらも素晴らしい成績だったと思う。

スタート地点から怒涛の3.000人抜きをこなした湖北かさねマルチスポーツクラブ代表の川村さん。
同い年とは思えない、瞬発力はさすが現役トップアスリート。

そしてなんとも悔しい結果に終わったこの人。

まぁ、いつも自分で言ってますが今回は完全に僕の情熱負け。
僕よりも忙しくされておられる方でもきっと上位の中の人は三日に一回や人によっては毎日ジョギングしておられる方もいるわけで。

それに比べ、僕は週に一回走るか走らないか。つまりハーフマラソンを走りきるだけの体づくりができていなかっただけ。「走る」ということへの情熱が足りてなかった。

 

最後に…

「走るってしんどいだけ。何が楽しいのかな?」と思っていた自分に走る楽しさを教えてくれた川村さん。ありがとうございます。

次回必ずリベンジします。

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