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TAKASHI BLOG

神様どうか…は最後の切り札ですよ。

Written by Takashi Yamanaka

5月5日こどもの日は毎年町内の春祭りが行われる。

七条町の氏神・足柄神社は、相模国(今の神奈川県)の井関某が建長3年
(1251年)に足柄山箱根権現を勧請して創建したのが始まりと言われている。

この神社で毎年5月5日に開催されるのが「春祭り」で、長浜市の指定無形民俗文化
財にも指定されている。

今年は、そんな町内行事の年長を務めた年でもあり、感慨深いものがあった。

武者行列を飾る小学生の子供達。

僕は小学生に上る前までは、この「よろい」を身にまといたくてしょうがなかった。

そしていざ自分が小学生になってこの「よろい」を身にまとえた時の嬉しさと言ったら今でもはっきり覚えている。

神輿出発前の恒例行事、一升瓶たらい回し飲み。
これも何度か若い時に経験したが、お酒の力を借りるってやっぱり必要な時がある。(笑)
シラフで神輿はなかなか担げないじゃないだろうか。

神輿年長を筆頭にいざ出陣。

いよいよ神輿が御輿堂から出される瞬間。
順番に肩を入れ担いで行く。

この日は天気にも恵まれ、5月らしいカラッとした晴天だった。
そしてこの神輿の「金」色と山々の「綠」や空の「青」の色の調和が綺麗で、神輿の後ろからこの光景を見ていても本当、綺麗だった。

行列には神輿の他に面箱や付添い床几持ち等も町内を練り歩く。

伊吹山も先月まで残っていた「雪」が綺麗に無くなり、視界に入る景色全体が「春」に成った。梅雨入りの前の緑が綺麗なこの時期が一年の中で一番好きだな。

境内で天狗が御輿の場所を確保するために境内を走り回る。子供を叩いてもらうと良い子になるという言い伝えがある。
ちなみに、ぼくも小さい時に叩いてもらったが決してい良い子にはなれなかった(笑)

神主さんには悪いが、僕はこの「神さん」ごとにおける信仰は無い。
それに個人的に困ったときだけ「神様どうか…」なんて言いたくない。
だったらハナから「そうならないように」準備したり、努力して動けよ!が僕の持論。
僕は「しょうがない」と「やむなし」は全然違う言葉だと思ってるから、できるかぎりの事やって結果「ダメ」だったら初めて「やむなし」って言葉が使えるじゃないだろうか。

この祭礼行事、ではどれだけ神輿を担いでいる若衆が「信仰」を持っているだろうか。

残念ながら皆無だ。

それが「悪い」というつもりはさらさら無く、ただ「現実」としてあるということを理解してこの神輿渡御を見ると、また違った見え方がしてくる。

毎年必ず行われる祭礼行事に、早くからスケジュールを調整し、仕事が重なれば、有給を取り、本日(ほんび)までの準備期間はがっつり費やす。

つまり3月の第一週から5月6日の後片付けの土日は、ほとんど祭り準備と成る。
そう。世間一般でいうGWというやつは我々には無い。(笑)

こんなことができるのは「神さん」というより、日頃お世話になっている「町の皆さん」に対する恩返しじゃないだろうか。

実際、車いすに乗られた、おじいさんが僕の横で「あぁ、お稚児さんかわいいな。今年もまた立派な神輿見れたな。」という言葉を聞いてそう感じた。

アイデンティティを失った世襲ほど意味無いものは無い。

だったら「町のみんなが喜ぶんで神輿担いでます」って言える人のほうが素敵じゃないだろうか。

連日の寝不足とアルコール浴びで顔がパンパンにむくんでるな。

ともあれ無事、年長として春季祭礼行事を終えることが出来た。
さぁ今日から仕事モードに切り替えよ!!

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