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TAKASHI BLOG

商道は人道である。

Written by Takashi Yamanaka

「たねや」グループ(滋賀県近江八幡市)は全国的に認知度の高い全国に50店舗、売上高約200億円という和洋菓子製造販売の大手企業。

バームクーヘンで有名な「クラブハリエ」もたねやグループ。

もはや「クラブハリエ」の代名詞的な存在になっているバームクーヘン。

そんな、歴史ある「たねや」実は先代は江戸時代に材木商に端を発し、種苗を扱うようになった。
これがあの「たねや」の屋号の由来だ。

1852年(明治5年)に「種屋末廣」の屋号で菓子業を始め、創業以来の「栗饅頭」は健在。

そこから時代を読み取り、「今」必要とされている商品を提供して続けてこられた。

手塩にかけること

この日はCEOの山本昌仁さんの講演会。

山本さん曰く、破竹の勢いで人気のバームクーヘン、もともとバームクーヘンという商品は80年代頃は、「洋菓子店」でもショーケースの端っこに商品の間の「場所埋め」にあるような商材だったそうだ。

はっきり言って、誰も注目しないお菓子のひとつだったそう。

それをとあるきっかけで百貨店のコーナーでバームクーヘンを売ることになったのがスタートだった。とのこと。

ひょんなきっかけから、とんでもないメガヒット商品が生まれたんだな〜と関心してしまった。

『ラ コリーナ近江八幡』は、和洋菓子を扱うメインショップ、カステラショップ、フードガレージから構成されるフラッグシップ店。施設内には、近江の原風景を再現した田んぼや畑があり、近江八幡の緑豊かな自然の中でスイーツを楽しむことができる。

「たねや」の経営理念である「商道は人道である」「手塩にかけること」「今日如何にお客様によろこんで頂けたかの心」はそれを集約したものだろう。

百本以上もの栗の木を使った店舗。

栗林の中に居るような木のぬくもりが感じられる空間は圧巻。

大切にしている八つの心

この日、沢山素晴らしいお話を聞かせて貰ったんだけれど、何よりも印象に残った言葉があった。

※僕のBLOGを購読してくれてる方、この記事をたまたま検索でHITして見に来てくれた方はラッキーだと思います。

たねやでは、終業時には唱和する「今日如何にお客様によろこんで頂けたかの心」がある。
非常に感銘を受けた言葉があるので記しておきたい。

一つ 私は素直な心でいただろうか

二つ 私は人様の無事と倖せを祈る心を忘れはしなかったか

三つ 私は正直と敬う心を持っていただろうか

四つ 私は装う心を大切にしていただろうか

五つ 私は手塩にかける心を忘れてはいなかったか

六つ 私は感謝の心を持っていただろうか

七つ 私は親切の心を大切にしていただろうか

八つ 私は活き活きする前進の心を持っていただろうか

という「八つの心」を全員で唱和する。

商売をしていく上で、必要なこの「心」

自身の社業に置き換えても通づるものが大変多かったので、この精神を取り入れたいと感じました。

経営者として、お客様に何を提供できるかを考え続け実行し続ける精神。お客様に一番身近に接する人材の育成。

滋賀を代表するビックカンパニーの片鱗を垣間見させていただきました。

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