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TAKASHI BLOG

博報堂が教える地域資源の価値を見つけ出す発想。

Written by Takashi Yamanaka

博報堂といえば国内、そして世界でもトップクラスの広告代理店です。

売上でも国内2位、そして海外では7位の、大貫卓也さんや佐藤可士和さんなど、一流のクリエイティブディレクターを輩出した企業です。

この日は博報堂ブランドイノベーションデザイン・ディレクターの岡田さんが、広告会社の仕事とは? という視点から、生活者価値発見の考え方まで実例をあげながらプレゼンしていただきました。

 

課題を解決するということ

さて、ここからお題。

登山客で賑わう、山がありました。

登山客に向けて山頂までに、いくつかの簡易的なトイレは有るのですが、紙がなかったり、虫が多く、登山客から、クレームを多く受けていました。

そこで、山頂付近に換気扇、ウォシュレット付きの以前とは比べ物にならないくらい、ハイスペックで清潔感のあるトイレが完成しました。

せっかく資金をかけて作ったトイレです。これはぜひ、使ってもらいたいですよね。ただ看板ですので、あれもこれも情報を詰め込めるわけではありません。

さてここで、皆さんならどの様に看板に書けば、登山客に新しくできたトイレを利用してもらえると思いますか?

ポイントは3つあります。

1  なんとしても一度は使ってもらいたい。

2 今まで汚かったトイレではないキレイなトイレが有るということ

3 用がなくても行きたくなるようにしたい。

 

これは正解は特に有るわけではないのですが、

たとえば・・・

山頂までの最後のトイレはこちら→

便利でキレイなトイレができました!!

簡素にまとめるとこのように

用もなかったのに、「山頂まで最後のトイレ…」などと書かれてあると、別にトイレに行きたくなくても「最後のトイレかぁ…一応行っておこうかな?」と、登山客を動かせることができます。

これはトイレに行きたい人に行ってもらうのはもちろんなのですが、それ以外の人にどうやってトイレに入ってもらう工夫がこなせるか。という点がポイントになります。

そして結果的に、キレイなトイレを使ってもえます。
これにより、今までクレームの多かった登山客に対しての課題を解決するということにも繋がります。

ガス会社の場合

近年、各家庭でも外食される家は多くなってきています。

週に必ず1回はどこかで外食されるご家庭や、週に3〜4回は外食。というご家庭も増えてきているように思えます。

さて、この外食ブームに乗って困るのが、ガス会社です。オール電化の家も近年増えてきていますが、これはまだ、料理=ガスを使って料理をしていた時代だと考えてください。

外食ばかり行かれてしまってはガス使用量は減る一方です。
これは困った、ガス会社。

みなさんがガス会社の広報担当であればどのような工夫を凝らしてガスの使用量を上げられるようにしますか?

色々な考え方がありますが、完成されたものがあるので一度こちらを見てみてください。

こんな料理のメニューで家族を喜ばそう!

〇〇まで使うと〇%割引!

という方法も決して間違いではありませんが、「家族の絆」というテーマにフォーカスを当てたこちらの内容。以前紹介したスバルのCMと同じような内容です。
めちゃくちゃ感動するCMだと思います。

CMを見ている人も、押し付けられている感覚も無いですし、「お弁当」を作り続ける。という習慣をそのまま、 うまくガス使用量のUPに繋げています。

特にこのバージョンも好きです。

父の物言えぬ雰囲気。全国のお父さんの多くはきっと共感できるのではないでしょうか。

滋賀県の地域資源について

また、滋賀県の地域資源の価値の見つけ方にも焦点を当て、博報堂さんのフローを参考にワークシートに記載して各自発表していくスタイルも大変勉強になりました。

この仕事をするようになってからは、こういいた何か「一つ」のものをビジュアル化したりする前に、色んな情報を整理し、建設的に考えるということは数年前から、もちろん僕も実践していたましたが、前回のブレストと一緒で、考える脳みその数が多ければ多いほど、あっと驚く考え方や発想が出てきて大変、刺激をうけました。

この日、学ばせて頂いた考え方を自身の仕事にもフィードバックしていきたいです。

岡田さんありがとうございました!!

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