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TAKASHI BLOG

「1.01」と「0.99」の違いは大きく未来を変えてしまう。

Written by Takashi Yamanaka

先日のGoogle For Education 日本代表 小出さんの公演面白かったので書いてみようと思う。

氏は1997 年から 2006 年までは日系企業数社にて、エンジニア、企画、営業として SAP(ソフト ウェアシステム)を日本に導入する事やインターネットサービスの立ち上げの為に複数の プロジェクトを担当されます。
2006 年から 2018 年にかけては世界的企業であるヒューレットパッカード、DELL、アバイ ア、Microsoft にて製造、流通、金融、公共、医療など数々の分野でインターネット関連の サービス製品に関してシステムを提供され続け、その他にも市場開拓、組織構造、製品の企 画など幅広い分野で手腕を発揮され活躍されてこられた。

その中でも、根本に持たれておられるのは「新たな技術で地域に変革を起こし、そこに住まう人たちの生活を豊かにしたい」と いう強い志。

地域に変革をもたらすには、大勢の人に理解され受け入れられ、その人 たちの生活が変わるという形になるまで、地道に行動し続ける事が大切であり、様々な場 面での変化に対して柔軟に対応し続けていく事が重要であるとのこと。

また教育の分野では移り変わりが激しい時代の中で活躍できる人材を育てるべく日本の 教育にグローバルな技術教育システムを定着させるべくインダストリー4.0 と IoT 教育を 掛け合わせた「教育インダストリー」の日本展開に注力されておられる。

そして氏の数々の功績が 評価を受け 2018 年 7 月よりインターネット関連の世界的企業である Google の教育部門で ある Google For Education 日本代表に就任されます。

0から1を生むには…

セミナーの内容も素晴らしかったんだけれど、なにより印象的だったのは、冒頭の言葉にあった「みんな考えているってよく言うこれど、本当の意味では何も考えてなんかいない。ただ全て今までと同じことを踏襲しているだけです」というフレーズ。

僕、これめちゃくちゃ共感して、思わずメモっちゃったんだけれど、本当にそう思う。

朝起きて、顔を洗って歯を磨いてっていう一連の動作も細かく分類すると考えて行動なんてほとんどしていない。

全て癖や、「今までと同じようにやっているだけ」だという事。
これは仕事、プライベートににおいても同じことが言えると思う。0から1を作るなんてかなり考えないとできない。

「僕は転職9回ほどしてます。」と小出さん。僕は6回だから少ない方かな?と思い周りの人に聞くと多くて3回とかだった。実際に日本の平均転職回数って2.35回=2回なんだって。

もうこの時点で僕は人の3倍転職してる計算になる。笑

小出さんの場合は約5倍に匹敵する転職をしていることになる。そんな小出さん。0から1を作る上で大切なこと。

安心に対することに疑問をもてとのこと。
これも以前に僕が書いたBLOGをでもほぼ全く同じ事を言われていてとても共感できた。
その中で常に「それでいいの?」と自分に問いかける癖を付けてきた。これは小出さんも僕も同じだ。

そしてここからが非常に参考になったので更にメモ片手にペンを走らせてみた。

詳しくは下記の通り…

「1.01」と「0.99」を一年間通した違い

関数電卓やGoogleの電卓機能を使い1.01と0.99にそれぞれ365乗をしてみた結果以下のような結果になることが判った。

1.01^365 = 37.7834343
0.99^365 = 0.0255179645

こちらの式は1.01に365を乗算させた結果と、同じように0.99に365を乗算させた結果を比べると明らかな違いが浮かび上がる。

この数字を例えば努力した数値に換算すると、1.01と0.99はたった0.02しか違わない。だがその違いを積み重ねていくと結果的に歴然とした差が出てくると言う教えのようだ。果たしてどのような結果になるのだろうか。

1.01のほうは切り上げて38という結果。およそ38倍もの大きさになることが判った。
逆に0.99のほうは切り上げて0.03となり、なんと元の数より小さくなってしまった。とても不思議なことであるが今回はその計算にまつわる理系的な話ではなく、この結果がもたらす「意味」が何かという事だ。

実はこれは楽天の三木谷社長が執筆した「成功のコンセプト~Principles for Success」に記載されている内容で、要約すると「1.00」をベースとして考えた際、1.01のようなちょっとした努力や成長でも365日積み重ねると大きな力になると言う。逆に0.99のようにちょっとでもサボって積み重ねていくと何も生み出さないと言う教えのようだ。

計算結果としても、教えとしても面白い話だ。
たった0.02の違いでここまで差が出てくると言うのは、人生においても学ぶべき結果なのかもしれない。

サボって衰退するなら1.01の努力を毎日したい

僕が思ったことは、サボると損失が大きいということ。
毎日少しでも続けることがどれだけ大切かを数値でよく表していると思う。
1年で約3%の損失ですから、
10年だと30%の損失です。
サボるということは、中途半端な状態にするということ。特に「今までがこうだったから、これをしている。」これは頭を使っていない。

脳のシナップスを鍛えないと、物忘れはするしボケる。これは同じよう部分で共通するのではないだろうか。

そこで大事なことは、ゼロにしないこと。
忙しくても、時間がなくても、ゼロにしない。

サボると必ず自分にマイナスのフィードバックが返ってくる。
どんどん改善してアップデートしてかないと、40代,50代になった時に同年代でも雲泥の差がつくのは容易に想像つく。

僕の場合でいうと、常に新しいデザインの知識や情報を取り入れたり、プログラム言語を勉強したり、本を読んだり、英語を聴いて喋て語彙をストックしたり、音楽を沢山聴いたり(この音楽に至っては同年代では僕が驚愕するほどの人と未だ出会ったことがない。楽曲数や曲の背景の部分で)確かに振り返ると、来る日も来る日も、昔の音楽なんかは本当に「聴き漁った」という形容が正しいと思えるほど聴いていた。

うーん。やっぱり継続って大事ですね。

 

Brian EnoのアルバムAmbient 1/Music For Airportsからこの曲をどうぞ。

「空港」をイメージして作ったブライン・イーノ。 実際にニューヨークのラガーディア空港のマリン・ターミナルにしばらくのあいだ流れていた。複雑な音階から奏でられるこの曲。
ちょっとマニアックなんですが、寝る前など枕もとなどにスマホをおいて、そっと目を閉じて瞑想してください。心が洗われる大好きな曲のひとつです。

 

“1/1”

Brian Eno

 

※タップ(クリック)すると曲が流れます。

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