360℃ Google street view

TAKASHI BLOG

大恋愛の末に失った最愛のひと。

Written by Takashi Yamanaka

パティ・ボイド。美人ですね。

この顔。反則です。

パティ・ボイドと言えば、まずはジョージ・ハリスンである。

ビートルズの最初の主演映画『ハード・デイズ・ナイト』(64年)の撮影中に、女学生のファン役で登場したパティ(19歳)に一目惚れしたジョージ(21歳)は、「結婚してほしい!」と最初に言ったそう。(笑)

でも、当時ボーイ・フレンドがいたパティはそれを断った。…というのも凄い話だけれど、そうしたらジョージは「食事ならいいかい?」と伝えて、最初はマネージャーのブライアン・エプスタイン同行での食事会と相成ったという。

それにしてもロック・ミュージシャンに限らず、人との出会いの縁は面白い。

クラプトンも一目惚れ

ビートルズは、60年代半ばからマルチ・プレイヤーのポール・マッカートニーがジョージ・ハリスンに代わってリード・ギターを弾く曲が増えたこともあり、68年の『ザ・ビートルズ(通称:ホワイト・アルバム)』セッションでジョージは、クリームのギタリスト、エリック・クラプトンに自作の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」でギターを弾いてもらいたいと声をかけた。

今振り返ると、これが決定的な運命の出会いだったんだなぁ。

その日を境に、クラプトンもパティに一目惚れした。

クラプトンはこの後、猛アタックの末、パティ・ボイドをゲットしてしまう。

つまりジョージの嫁さんを取っちゃたんですね(笑)

Wonderful Tonight

そしてこの伝説の曲が誕生するわけだ。

1976年9月7日に、ポール・マッカートニーとリンダ夫妻が毎年開催するバディ・ホリー パーティに出席するために、パティ・ボイドが身支度を整えるのを待つ間にクラプトンは彼女のために、この曲を作り上げた。

Wonderful Tonight

ボイドは後にこう語っている。

「長年この歌は私を苛んだわ。エリックを、そして彼の前にはジョージをその気にさせてこんな音楽を書かれたら舞い上がるほどに嬉しかったわ。『ワンダフル・トゥナイト』は私たちの関係が全てうまくいっていたことを最も強烈に思い起こさせてくれる歌だったの。物事が悪い方向へ行き始めてからこの歌を聞くのは拷問を受けるようなものだったわ。」と語る。

結局このクラプトンとボイドも終わってしまうんだけど。名曲レイラも実は彼女のために作った歌。(レイラまたの機会に特集したいと思います)

ジョージもクラプトンも10代のころから大好きで聴いていたし、本当にぼくの中でも忘れられない名曲。

一人の女性を巡って、曲が生まれ、人生まで変えた男二人。

この先の話のすごいところは、ジョージも別に普通にクラプトンとライブやったりレコーディングやったりしちゃうところ。

なかなか一般人には真似できません。だって女房取られてるわけですから(笑)

もしパティ・ボイドがジョージハリスンと出会っていなければ、クラプトンの「レイラ」や「ワンダフル・トゥナイト」名曲もこの世に生まれていなかったわけで。

YOUTUBEに珍しく、とってもいい和訳が施された動画があったのでUPします。

どんな気分でクラプトンはこの曲を歌ってたんだろうって思う。

しかし歌詞がホントにすごい。クラプトンがモテる所以がわかる曲ではないだろうか。

なかでも曲中盤の

「だけど不思議なもんだ」

「君は全く気付いてないんだね」

「こんなに愛してるってことをさ」

こんなセリフなかなか言えません。(特にこの映像のカメラアングルと音の強弱の付け方…反則です)

クリーム時代のクラプトンが好きだった自分としては、割りとミーハー寄りな曲だし、あんまり聴かなかったけど30歳をこえた今だからわかる名曲ですね。

恐れ入りました。

昔、武道館で本物のクラプトンを見た時はこんなに感動しなかったのに、なぜだろう。
もう一度、もう一度だけ、あの夜を飛び越えることができるのなら…って思ってしまう。

 

Pocket