ブランドの価値を。その先の未来へ伝えるために。

2018.06.18

つい先日も同業のデザイナーの方と喋っていてとても勉強になったことがある。

僕たちの仕事って、最終的に「ビジュアル」で見てもらうことがほとんどなんだけど、それまでの過程、工程って、時としてとても地味で根気のいることの連続だったりする。

クライアントの持っている武器。でもその「強み」って意外とわからなかったりする。何が「埋もれているか」を掘り起こし、見つけて、土(余分なもの)を払い、磨き上げて(ブラッシュアップ)してデザインにする。

そのビジュアルにはすべて意味がある

先日の一コマ。

例えばメイド・イン・ジャパンであるという事の品質を約束するためのラベル作り。

製品のクオリティはもちろんなんだけど、そこには本質的な部分を表現したいという思いがあって、何度も打ち合わせ、内容を詰めていきます。

「なぜそのビジュアルになったか?」という部分を、ひとつひとつプレゼンさせていただく過程は、やっぱり「やりがい」を多く感じるシーンでもあります。

価値あるものを未来へ。

このピスネームも多くの人の眠る、そのすぐそばに有るように…

商品化されたラベル

実際に「形にする」だけなのはさして難しくない。それはグラフィックソフトが触れれば誰でもできること。

僕たちの仕事ってその中かから「選んで」もらわなければならない。

例えばデパートの寝具売り場の一角で。

ズラッと並べられた商品群のなかから、「これ!」と思って選んでもらうには?

基本的に広告もラベルも人は見てくれないと思っている。こちらから「見て見て!」の一方通行の営業じゃなくて、見に来てくれたお客様に対して求めているものをすべて「ラベル」で表現することが仕事。

同じようなラベルが並ぶ売り場にて「どうしたら手にとってもらえるだろう?」とあれこれ思考を巡らす。

そこにはお客様が求めている「決定的な何か」が必要で。それをまたひとつ、またひとつとつなぎ合わせていく。

銀箔に彩られたキラリと光る「ペンギン」がニクいラベルに仕上がってます。
商品に触れる前に、ラベルを見てもらって「温度」を感じてもらう。

これが今回のテーマでした。

無事全国に向けて納品完了しました。

どこかで見つけられた際は手にとって見てみてください。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA

CEO

1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
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