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TAKASHI BLOG

絶対的な気概。

Written by Takashi Yamanaka

フリーランスがもてはやされる時代になりました。やっぱりこの時代の流れで言うと「個」の魅力がキラリと光る時代だと感じています。

一方で組織に関しては規模が大きくなればなるほど、社員の人数が増えれば増えるほど統制は取りにくくなってくるものです。逆に言うと会社組織でいうと、それだけまとめる力が必要になってくると言えます。そのまとめる力がない会社は自然と無くなっていくでしょう。これはリアルにそう感じています。

違うのはスケール感だけ

僕は大手広告代理店ではないけれど、電通、博報堂、常にここは意識しています。
規模が違いすぎますが「広告」という名の同じ土俵で勝負しているのです。

最近、この2社を引き合いに出させていただいて同業の方と意見交換する機会が多いですが、僕が思うこととして以下が挙げられます。

電通と博報堂は同じ広告業界でも社風が大きく異なります。

一般的には「営業力の電通」、「クリエイティブの博報堂」と言われており電通はいわゆる体育会系、博報堂は個性的なクリエイティブ集団とも評されています。

そこで色々と考えました。

僕は電通と博報堂とはスケール感も全く違うし、絶対勝てない部分がたくさんある。至極、当たり前なことですが。5兆1,000億円の売上を誇る電通です。

絵札は絶対的な気概

それは僕の規模では比較対象になることもないでしょう。だけど、一個だけもし対抗してもいいよ。という許される部分があるのであれば、それはズバリ「気概」です。売上金額も見積り金額もチームワークも待遇もワークフローも何もかもが負けてしまうでしょう。しかし唯一、対抗させてもらるカードがあるのであればその絵札は絶対的な気概。というものです。

上記で上げた2社は僕たちがきっと寝ている時も、楽しく遊んでいる時も、彼らはほぼ無休(これが正義だとは思いませんが)で、自分の「できない」ことへの苛立ちから時として、涙しながらも歯を食いしばって制作物に取り組む。

正直僕は、こういったところで、もし負けているのであれば、それは成果物のクオリティ以前の問題だと感じたのです。

圧倒的当事者になれるからこそ引き出せる圧倒的な努力。

きっと、彼らにはその覚悟も気概も持ち合わせている人がほとんどだと思います。

有名デザイン校を卒業して、大手広告代理店に入社する。この時点で血統で表すともはやサラブレットなのです。そしてその優等生が、血の滲むような努力をする。休みの日も貪欲にクリエイティブのコトばかりを考えて同期のライバルに負けまいと、必死に必死に努力を重ねる。納期が迫る中、作っては壊し、作っては壊し、自身が納得しないと絶対にクライアントには見せない。

そりゃ逆立ちしたって勝てねーわ。笑

先程も述べましたが圧倒的当事者になれるからこそ引き出せる圧倒的な努力。これこそがとても必要だなと最近は感じています。

ワークフローやチームワークの統制を図る。
という手法めいたことよりも、まずは「はじめの一歩」の一歩目の気概から見つめ直そうと感じた梅雨の日。

夏を迎える前に。色々と見直そう。

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