卵が先か鶏が先か論争についに終止符を。

2020.03.23

先日初めて訪れたHAWAIIでもたくさんの鶏がいました。

アイキャッチはその写真なのですが、今日はちょっと、どうでもいいというか。個人的にずっと気になっていた問題にフォーカスしたいと思います。

卵が先か、鶏が先か。例え話なのでよく使われるこの言葉。みなさんも一度は聞いたり、口にしたことがあるのではないでしょうか?

実はこれ、以前から疑問に思うことがあって、意味はわかっていたのですが、自分からこの言葉を説明したり、口にすることはなかったです。笑

なぜか?

それは「いやいやそもそも、卵が先ではないと、鶏が生まれない」という問題に行き着いたからです。

というのも日本語で言うと「イタチごっこ」でしょうか。

これ実は、西洋では昔っから、様々な分野で「どっちが先か」を真剣に議論しているんですね。

新たな解釈が出るたびに、ニュースになるくらい。

たとえば、6年前には『鶏体内中のあるタンパク質が無いと、卵の殻ができない』という事が英国の大学共同研究により判明し、「ついに解明!鶏が先だ!」と大々的にニュースにもなりました。

と思えば、つい先週のyoutubeチャンネルにも同様の話題が出て、

その結論は『卵が先』となったらしいです。

<生物学的には>
「“卵をつくるタンパク質成分” を鶏が持ってるから、鶏が先!」
「『鶏っぽいもの→卵→鶏』と進化したので、卵が先!」
と議論中

<数学では>
“卵の数⇒育った鶏の羽数を予想” “親鶏の数⇒生まれた卵の個数を予想”と、どちらも数学的にやってみたら、前者だけ予想できた。だから卵が先。(グレンジャー因果性予想なるものを使います)

<宗教的には>
聖書では『神が「鳥は地に増えよ」と祝福し、創造した』とあるので、鶏が先。 でもヒンドゥー教では『「宇宙の卵」から世界は生まれた』とあるので、卵が先。(ちなみに聖書には“鶏卵”は一言も出ません)

<日本では…>
記録としては、ダントツで鶏が先。
神話のなか、つまり「古事記」「日本書紀」にはすでに「常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)」こと鶏サンの記述があります。 とはいえ体も小さかったため食用にはなっておらず、祭祀のために飼われたのが最初のようです。

まとめ

もちろん、「卵が先か鶏が先か」論はずっと言われ続けてゆくのでしょうけど、個人的に行き着いた答えは…

進化論か創造論によって個人の解釈が違う。ということ。

つまり、宗教観によってこれは大きく左右されるのではないかということです。

キリスト教信者の多くは進化論ではなく創造論ですから当然、卵よりも先に鶏。

という、見る人からすれば、“超”がつくほど、全くどうでもいいような内容かもしれませんが、個人的にここ数年ずっーと気になっていたことなので、スッキリしたので良かったです。

鶏にちなんでニューオーリンズの重鎮、リトル・フィートのこの曲を。

 

“Dixie Chicken”

Little Feat

※タップ(クリック)すると曲が流れます。

この記事を書いた人

TAKASHI YAMANAKA
TAKASHI YAMANAKA代表取締役
1985.11.09 滋賀⇄東京⇄滋賀
最近気になるのはChatGPT OpenAi関連… 生成Aiにはどう頑張っても勝てないのでもう考えることを辞めましたw
▪趣味:旅行 ギター 読書 キャンプ 釣りとか…
7年前に始めたBLOGも600記事を超えました。
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CEO

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