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TAKASHI BLOG

ローカルの中で気付かせてもらった人付き合い。

Written by Takashi Yamanaka

ちょっとバタバタしていた毎日が少し落ち着きそう。

ここ何週間は土日はお祭りの準備でなかなか時間が取れない日数もあったりしたけど町内の秋祭りも無事終わり、祭りを取り仕切る「年長」もようやく無事卒業。

仕事にがっつり時間を注ぎ込める。

しかしこの「年長」という制度はなかなか大変だった。今までの「しきたり」を尊重するのは当たり前。去年はああだった。こうだった。最初はこの「無意味」とも思える、どローカル特有のルールみたいなものに全然馴染めなかった。「もっとこうすればいいのに」って腹の中で何度も思った。そして四年位、それなりに準備などにやってみると見えてきたりするものもある。改善できる点は改善していきたい。

でもそんな祭りを通じて見えてくる町のルーツが面白くて。

「〇〇さんはどこそこからの養子でこの町にやってこられ…」と何十件も離れた家のことを教えてもらえたり。

都会じゃマンションの壁一枚隔てた向こう側に居る「誰か」の出身地や仕事を知ることも無いのに。

昔は僕も思っていたけど、だから田舎は「めんどくさい」なんて言われることもあるかと思う。

でも人付き合いは大体「めんどくさい」のだ。

誤解が生じ、少しでも気に触るような事を言ってしまったら、怒らせたり、ねたまれたり、いろんな感情が湧いてくるのが人間。

それが嫌で頑として「一人」を貫くのならそれもその人の人生だとも思う。でもその先には「人間」は居ない。

結局、都会に居ようが、ど田舎で暮らそうが、「人付き合い」を楽しみながら付き合える人が楽しい人生を過ごせるような気がする。

そんな気付きをさせてもらった一日だった。

9月の青空の下、秋祭りで必要な資材などを搬入した。
Kトラの荷物番が必要だったので荷台に乗り込み田圃道を眺めながら思わずiPhoneから流した曲はBen E. King Stand By Me

小学生の時に通ったあの道もそのままで、僕は30歳を越えて、その道を繰り返すかのように荷台の上からこの曲を聴きながら眺めていた。

唇かみながら、もうこの時期に町内の行事でこの風景眺めるも「最後」なんて考えてたら、もう一年くらいお祭りしたいな。と思った。

去年、一昨年とあんなに「時間も手間も本当にかかるし大変。早く町内行事の年長卒業したい」なんて思ってたのに。

人間ってホント不思議な生き物。

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