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TAKASHI BLOG

好きなことを死ぬまでやった男の話。

Written by Takashi Yamanaka

訃報を聞いてから1ヶ月経ってしまったが、やっぱり何故かスッキリしないので思い切って書くことにした。

今年はオリジナルアルバム『Chuck Berry』を発表する予定だっただけに残念。

彼が居なかったらビートルズやストーンズも居なかっただろうし、それらに影響を受けた僕も、今こうしてBLOGを書いてないだろうなと思う。

所謂「ロックンロールの生みの親」として知られるチャック・ベリー。

50年代のアメリカ、あの時代にあれだけ大勢の白人の前に立ち、堂々とギターを手に取りロックした男。

ロックンロールの生みの親というより、「ロックで人種の壁を壊した第一人者」という形容の方がしっくりくると僕は思ってる。

若者のハートを鷲掴み

子供でもない、大人でもない「ティーンエイジャー」のなんとも多感な時期のハートを代弁できる、詩を書くことが多かった。

それは肌の色など関係のない10代の若者がもっとも共感出来るような内容で、「放課後」や「女の子」そして「車」など、10代の若者のライフスタイルを歌ったというのも当時は、全く新しいスタイルだった。

男と女を歌っている曲でも、決して成人じゃない甘酸っぱさが若者のハートをキャッチしたんだろうな。

それが最終的に「黒人」「白人」の壁を越え、多くの若者の共感を呼び、軽快なギターリフと供に「ロックンロール」の人気を加速させた一つの大きな要因だと僕は思う。

ベートーベンをぶっ飛ばした男

チャック・ベリーの代表曲といえば真っ先にJohnny B. Goodeがあげられるけれど

Roll Over Beethoven(邦題:ベートーベンをぶっ飛ばせ!)も外せないナンバー。

歌詞が素晴らしいのはもちろんだけど、それまでベートーベンを既成概念や古い音楽としての象徴として捉える一方で、チャック・ベリーは革新的なギターリフのイントロで古い考え方をぶち壊した。

そういった意味で考えると彼は本当にベートーベン(クラシックな既存の考え)をぶっ飛ばした男だと思う。

お馴染みのナンバー

でもやっぱり、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」でマーティーが過去に戻って、急にJAZZを演奏していたバンドマンと一緒に演奏するJohnny B. Goode

映画の中ではマーティーがお馴染みのギターリフを披露し、”ゴキゲン”に演奏する傍らで、バンドマンのひとりが、チャック・ベリーに電話で

「チャック、いとこのマービン・ベリーだよ。新しいサウンドが欲しいんだろ? これを聴きなよ!!」

と言って聴かせたところ、チャック・ベリーが「これだ!!」と閃く。

音楽好きなら思わずニヤリとしてしまうあのワンシーン。

初めて小学生の時に見た時は、意図する部分が分からなかったけど、大人になって振り返ったからこそ分かるあのユニークはストーリーはツボにハマる。

当時の貴重なライブ映像から…

 

1:17秒辺り傑作。

お馴染みのナンバー… 安らかに。

 

そう言えば、ジョンレノンのがその昔、こんなことを言ってたな。

 

ロックンロールに別の名前があるとすればそれはチャックベリーだ

 

R.I.P Charles Edward Anderson Berry

 

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