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TAKASHI BLOG

TVを滅多に見ない僕が本当に悲しくなった日。

Written by Takashi Yamanaka

打ち合わせが終わり、たまたまTVを付けたらどの番組もっていうくらい、「中継!日大選手記者会見!」ばかり。

僕は正直、辟易していた。

「あぁ…またか」と。

それまではネットニュースで見ていたんだけど、よくもこのネタ、ここまで引っ張るなー。と。今でもGoogle検索で「宮川…」まで打つと選手名がサジェスト(予測変換)で出てきちゃうくらいググられている。

で、見積もりや請求、制作もしていかないといけないしと思ってすぐ消すつもりだったけど、なんか彼の会見見てたら、だんだん、やるせなくなってきた。

というか、日大アメフト部の闇が見えて、正直すんごい腹が立ってきた。

宮川選手は「相手のQBを1プレー目でつぶせば(試合に)出してやる。つぶして秋のリーグ戦に出られなかったらこっちの得だろう」と証言した。

ためらったが、試合数日前から闘志不足を理由に練習から外されており「ここでやらなければ後がない。やるしかない」と思ったそう。

「一番安全」なところで、命令している。

なんだか僕は、彼の会見が特攻隊に志願した若者の姿と重ね合わせてしまった。

お国のために死ねと言われて、敵軍に突撃していった10代から20代の儚く散った若者たち。

いつもそうだ。戦争をしかける連中は、自分が「一番安全」なところで、命令し、兵隊を洗脳し、コマのように使い捨てる。

双方の選手のご両親もそれに近い心境ではなかろうか。

今回の件も一緒じゃないか。

「アメフトが好き」って気持ちを利用して「相手のQBを1プレー目でつぶせば(試合に)出してやる。」とか…

なんかスポーツシップ云々の前に人としてかなり終わってるな。と。
もはや援交親父と同レベルで。

20歳の若者が

事件後、コーチや監督もろくに表舞台に出ることがないのも残念だけど、20歳の若者の謝罪会見を全国放送で中継し(っていうか宮川選手よく出たよ)理不尽な事柄に対し、理不尽な質門を繰り返す記者の方達。

彼らは自分の立場に置き換えて質問できないだろうか。あんなに執拗に質門を投げつけてどんな満足な答えを聞きたいのかと。

個人的に僕は、空いた口がふさがらなかった。

その中で代理人(弁護士)の方がめちゃくちゃ有能で、どう考えてもおかしな質門に関しては一刀両断!という感じで切って捨てた。

僕はアメフトの事は全然わからないけど、今回の件で「アメフト」ってスポーツが変な目で見られるのが悲しい。

なんだか、大人の権力やエゴに散々振り回され、利用されて精根尽き果てた若者。

それを必死に支えようと会見最後に、涙ぐみながらも親御さんの気持ちを必死に代弁した代理人の方。僕もぐっときてしまった。

宮川選手には明るい未来が訪れることを切に願いたい。

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