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TAKASHI BLOG

京都という町は色んな意味で棚卸しができている

Written by Takashi Yamanaka

昔からお隣の県でありながら学生の時くらいしか遊びに行くことがなかった京都。

最近、『渋カジが、わたしを作った。団塊ジュニア&渋谷発 ストリート・ファッションの歴史と変遷』って本がでてるけど、この中に書いてある内容は確実に当時の京都にも2,3年遅れ(今みたいにネットが普及してなかった為)で波が来ていた。

学生当時は、四条河原町の京極通りなんかで行きつけの古着屋さんを見つけては月に何度か友達皆で買に行ったものだ。

しかし俗に言う「京都らしい」景色の中に身を置いたことなんて、中学生の時に何かの旅行で行った清水寺くらい(笑)

今回は大人になってから改めて、じっくりと町並みを勉強したかった。

嵐山は今日も人が人を呼んでいた。

渡月橋近くのコーヒー屋は今日もラーメン二郎なみの行列を作り出しいた。
見事に「嵐山」というフィールドと「コーヒー」をうまく組み合わせ、唯一無二の人を呼び寄せる「佇まい」を作り出している。
ちなみ向かい側は桂川というロケーション。

人力車に乗った新郎新婦。
このスタイルで、大勢の人から祝福されながら嵐山の人混みを颯爽と駆け抜ける。

そして人が人を呼び、「いつかは私もウェデイング姿で人力車に乗りたい」という人が増えて、話題が生れるんだろうな。

でも、これって最高のプロモーションだよね。

天龍寺で見つけた春

桜はさすがにまだどこも咲いていなかったけど。
天龍寺の梅は綺麗に咲きかけてました。

若い時はお寺なんて本当に興味なかったけれど、今改めて見ると「日本人でよかった」と思える。

些細な部分まできっちりブランディング

数多くのCMのロケ地としてもよく使われる、嵯峨野の竹林。

いつ来てもこのクオリティを保った状態で観光客に見てもらえるように、一体どのくらいの手間がかかっているのかと考えてしまう。

こういう広い面積ほど上っ面だけをやるんじゃなくて、細かなところまで目を光らせて、俯瞰して見て、はじめてトータルで 「よし!」 なんだろうな。

そして、祇園を歩いているとよくここまでデザインされているなと思う点がいくつもある。

例えばこれ。

消火栓ひとつとってもこのいちいち「京都」という仕上がりで、抜かりなし。
逆に考えると「赤」では町の雰囲気が台無し。だから木製で作りなおしたという流れのほうが正解か。

気を許すと、思わず遠い昔に引きづり込まれてしまいそうな名もない路地裏。

祇園町の日常の風景。
なにげに初めて訪れたけど、こりゃ外国人の方は惹かれるわ。と納得。

「わび・さび」の美学がこれでもかと敷き詰められていた。
教科書通りのJapaneseがここにあった。

 お店のデザインがしっかり「京都」。

最後の写真は別として、これ別に僕の住んでいる長浜や湖北エリアでも決して見ない雰囲気では無いと思う。むしろ黒壁スクエア界隈ではよくある景色のような感じ。

この肩肘張らない、地域の溶け込む「安心する地元感」みたいなものもがトータルで京都の魅力なのかと改めて再確認できた。

情報を整理し、まとめ上げきっちりした形に落としこむ。
自分も仕事を通じてこの感覚をしっかり取り入れたいと思えた。

まとめ

ちょっとマーケティングよりな目線で綴ってみたけど、「どこそこの店の料理が美味いとか不味い」は食べログや、Googleで検索すればわかるけど、やっぱり自分の足で見つける楽しさはデジタルよりもはるかに手間はかかるが収穫はデカい。

この日もそうだったけど京都の観光地を訪れている人の半分は外国人で中東、アジア、アメリカなどから本当に多くの人々が訪れていた。

それは他のどこのよりも所謂「日本の魅力」を分かりやすく、ストレートに伝えているからなんだろうなと思う。

歴史的な背景はもちろんあるが、色んな意味で「日本」というものをブランディングし、成功している地だと思った。

 

 

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