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TAKASHI BLOG

トンレサップ湖で豊かな湖上生活をしている人たちとの出会い

Written by Takashi Yamanaka

降り立った次の日はトンレサップ湖に向かうことに。

2日目からはいつものようにレンタルバイクを借りることに。

iPhoneから目的地トンレサップまでGoogle Mapsの指示通りに砂埃が舞う中、運転すること1時間。

この土地ならではの赤い土の凸凹道がなんとも印象的で。

港に向かう道中で、子どもたちが、チップをねだりにやってくる。

「お願い1$ちょうだい!」

「ごめんね。お金はあげられない。でもねとびきりいいものを見せてあげる」と言って…

ドローンを取り出し記念撮影してあげることに。

みんなとっても嬉しそうに我が物顔でこちらを向いて微笑んでくれる。

アンコールワット観光の拠点となる街・シェムリアップ。この街を南に約10km下ると、東南アジア最大の湖・トンレサップ湖がある。

ここは湖に繋がるトンレサップ川の下流の玄関口。これから始まるクルーズのスケールに、期待感が高まる。

この湖がもたらす豊かな恵みは、シェムリアップの人々はもちろんカンボジア全土の人々の生活を潤し、カンボジアの人々の母なる湖として大切にされている。

普段、琵琶湖でバスボートを借りて、出ている感じとは全く違って川を下って流れた先は…

港から20分ほどボートで川を下ると、川幅が一気に広がる瞬間が訪れた

そう、トンレサップ湖に入った瞬間。

海のように広がる。眼の前の光景に思わず息を飲んでしまう。

雨季と乾季で大きさが倍近く変わってしまうトンレサップ湖だけど、雨季のピークには琵琶湖の10倍ほどの大きさになるとか。

ここで暮らしている人がいるのだ。本当に。

記念にドローンで湖上を撮影。

湖上の学校で出会った子どもたち

途中休憩をはさみ、向かった先は湖上の上にある学校。

手漕ぎのボートや、嘘のみたいな話ですが一寸法師のようなタライで学校に通う子もいるんだとか。

朝7時、手漕ぎ舟で学校へ行き、授業は午前と午後に分けて行われる。
みんなが一斉に集まると学校が沈むから。

授業を受ける子どもたちは、まっすぐに先生をみつめその目は、輝いていて。
みんな「勉強がしたくて」学校に来ているから、やる気がすごい。

帰宅する子どもたちのボートを記念に撮影させてもらった。
もちろん、舵をとるのも「子どもたち」で責任をもって行っている。

海と錯覚しそうな湖には、なんと2万戸以上の水上家屋があり、世界最大級の水上村が築かれている。

実際にこのマングローブエリアも増水時には、木々のてっぺんまで水が増えることもあるんだとか。

帰りの船で気付かされた価値観

学校の給食のお土産をいただき、港に戻る。

何故か一緒に乗りこんできた彼はサンダルの鼻緒が切れていて、それを自分でリペアされていた。

ちなみに僕が海外に持っていくサンダルは、「サンダルマン」とうアメリカの魚釣り大好き兄弟が、ハンドメイドでつくっているブランドなんだけど、かれこれ14年くらい履いている(笑)

このときくらいから徐々に日に焼け始めてきた。

最終日にはもっと真っ黒に成っちゃうんだけれど、そんな事分かっていても目の前の光景が楽しすぎて、幸せすぎてもっとその先の景色を見たく成ってしまう。

気づいたらもう夕方で。帰り道、バイクで走らせては過ぎ去っていく家々。

このエリアの家々は増水に対応できるように「超」がつくほどの「高床式住居」

この村に住んでおられる人たちはここからいつも、色んな景色を見てたんだろうな。なんて考えた。
人生の浮き沈みの中で「希望」を捨てずに生き抜く術を彼らに教えてもらった。

「幸せ」の意味を。「豊かさ」の概念を。

ささやかな暮らしの中で若葉のように生まれる、価値観を。

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